6月16日 練習感想文
投稿者:pinon
今日は嬉しいことにご見学者が2名いらっしゃいました。
男性1名、女性1名。
練習曲の「ぼくはぼく」は、私たちもまだ音取りの段階なので、ご見学者も同じ立場でご一緒に一から出来たので良かったと思います。
まずは、いつののように発声練習から。
川出先生が、声の出し方をイメージしやすいように身振りや身体の使い方から丁寧に教えてくださいます。
何となくイメージはつかめた気がしても、実践に結びつかないのが相変わらず歯がゆいです。
でも、きっといつか、霧が晴れるようにパっと結びつく瞬間が来ると信じて練習していきたいと思います。
「ぼくはぼく」は、短いけれど”からすえいぞう”君の心情が思い浮かぶ素敵な曲です。
黒い羽の烏であるえいぞう君は、ほんの少し、色付きの羽が欲しいと思ったり、良い声で歌いたいと思ったりするけど、でも、今の自分、これがぼくだと肯定して飛んでいきます。
どこに行くのか、これからどうするのか、答えは聴いている人に委ねられているようです。
川出先生から、歌詞の意味を考えて心情を感じて歌うようお話がありましたが、共感のあまり胸が熱くなって声が詰まってしまいました。
自分は抑えながらも、聴いている人に心情が届くように歌えるようになりたいものです。
「埴生の宿」
久しぶりに練習しました。これもまた美しい曲です。
貧しく粗末な家だとしても、安らぎのある楽しい我が家。
シンプルですが、こちらも歌っていて心が洗われるような曲です。
拙くても一瞬ハーモニーが奏でられた時があると、とても嬉しく合唱の醍醐味を感じます。
ご見学者の女性の方が入団してくださり、嬉しさも倍増した練習となりました。