第1回目の練習を行いました
投稿者:You
3月20日に、ななしの合唱団(通称ななこん)の記念すべき第1回目の練習が行われました!
久しぶりにみんなで声を合わせて歌える幸せを、改めて感じられたひとときでした。
見学の方が4名もいらしてくださり、ななこんをアピールするチャンス。
時にユーモアを交えながらの川出先生の熱い指導のもと、まずは発声練習です。
約3カ月ほどブランクがあったので、なかなか思うように声が出ません(汗) それでも少しずつ感覚を取り戻し、お腹から声が出るようになった(気がします)。
発声練習の後は、いよいよ歌います!
新生ななこんのために、先生が用意してくださったのは、『思い出のサリーガーデン』、『群青』、『ぜんぶ』の3曲。現在、ななこんにはバスがいないため、いずれも混声三部合唱です。
最初は『思い出のサリーガーデン』。スコットランド民謡です。初めての曲でしたが、どことなく馴染みやすいメロディ。昔恋した年上の女性を偲んだ歌だそう。そういう背景にふさわしい情感をこめて歌えればいいな。次回の課題。
次の曲『群青』は、卒業での別れを歌っているのかなと思ったら、作詞が福島県南相馬市の小高中学卒業生となっていて、胸を衝かれました。
原発事故によって失った故郷と友達への別れの歌だったのです。 歌詞の中にある、今回のコロナ騒ぎでも思い知らされた、「あたり前がしあわせ」。震災の時に十二分にわかったつもりだったのに、時間と共にそれが薄れていく… コロナは、それを思い出せという自然からの警鐘かもしれませんね。
そういう思いをこめて、あたり前に合唱できることを感謝しながら歌いたいです。
最後は『ぜんぶ』。あれ、この歌、ちびまるこちゃんのさくらももこさんの作詞だ。
「なくこと、わらうこと、おこること、よろこぶこと、たいせつなことはぜんぶここにある」。うんうん、大切なことはシンプルなんだよね。心の底から泣いて、笑って、怒って、喜ぶ。これだけで充分。シンプル・イズ・ベスト。
そういうわけで、歌えることをシンプルに喜び、感謝しつつ、第1回目の練習は終了しました。
先生、素敵な曲を選んでくださってありがとうございました!
追伸: 以前に練習していた『こころの四季』も最後まで歌いたいので、よろしくお願いします。今でもメロディが頭から離れません(笑)。