練習報告

投稿者:You

9月11日金曜日

今回は田端の貸しスタジオでレッスンを行いました。
3密を避けるためにお互いに十分な距離を取り、合間には換気、最後は使った椅子を消毒とコロナ対策も万全。合唱用マスクも着用しました。
最初は発声練習。先生の指導に従って、少しずつお腹から声が出るようになり、準備が整ったところで、まず『群青』から。この歌は原発事故で避難せざるをえなかった福島県南相馬市の小高中学校の生徒が作詞したものです。あれから9年半、南相馬市は帰還困難地区からは外されたと思うのですが、生徒たちは故郷に帰れたのでしょうか。
歌っていると切なくなります。今のコロナ禍でもそうですが、先のことはわからない、当たり前がどれだけ大事かということを改めて思い知らされます。こうやって合唱できる幸せに感謝しないといけませんね。
続いて、『ぜんぶ』。さくらももこさんの作詞です。
この詩もたいせつなことは、「なくこと」、「わらうこと」、「おこること」、「よろこぶこと」の当たり前の気持ちと詩っています。
今の状況にぴったり。すなおに気持ちをはき出せば、心の中のもやもやしたものが消えていってすっきりしますね。声に出して歌うのも同じ。日ごろのストレスが解消されてすっきりした気分になります。
最後は新しい曲で『埴生の宿 (Home Sweet Home』です。どこかで聞いたことのある美しいメロディ。メロディは知っていましたが、題名と結びついていませんでした。これが埴生の宿だったのね(笑)メロディはわかってるから歌いやすい。みんなの声が綺麗にハーモニーになって感動しました。教会みたいに音の響く場所で歌ったら、素敵でしょうね。いつか、歌いたいなあ。
今回もあっという間に時間が過ぎ、次の練習が待ち遠しいです。
アカペラで歌える唱歌メドレー『ふるさとの四季』という楽譜も購入したので、次はこれをやりたいです。
これはみんな知っている唱歌のメドレーで、私の好きな「おぼろ月夜」や「冬景色」が入っているので、楽しみです。