2/12 オンラインでの活動報告

投稿者:pinon

2/12(金)19:00~21・00

緊急事態宣言延長を受け、今月もリアルな練習を中止することになりました。
でも、練習ができなくても、出来ることをしたいという声が上がり、オンラインミーティングを開催し、終わったら川出先生に座学をお願いすることになりました。

オンラインでのやり取りは去年も経験済みですが、新しく入団した方もいるので、まずは音声・映像確認をしてから、皆で団費やリアル練習ができない場合の活動の方向性や希望などを話し合いました。
皆さん、オンラインとはいえ顔が見えるので、それほど距離感なく忌憚ない意見を出し合えたのではないかと思います。

ミーティングが終わってから川出先生にご参加いただいて、練習曲の「Wer bis an das Ende beharrt(終わりまで堪え忍ぶもの)Elias<エリア>より」の復習をしました。
発声ではなく読み方のおさらいです。
外国語の歌は母音や子音の発音が普段なじみが無いせいで、なかなか難しいですが、ちゃんと歌えると素敵だろうなと思いながら学習しました。

読みの学習の後、作曲のメンデルスゾーンについてもお話していただきました。
当時の流行としては新しい音楽を創作するのが主流だったそうですが、メンデルスゾーンの生育環境や時代背景の影響で、古典的な音楽を洗練させたものが特徴というお話は、とても興味深かったです。
音楽というのは、いつの時代もその時代を反映させるものだと思いましたし、作者の人となりや作られた経緯を知ることによって曲への思い入れも違ってくるのを改めて感じました。

その後は呼吸法を教えていただきました。
先生が説明とともに立ち上がって実践してくださるのを見ながら、画面のこちら側で一緒にやってみました。
説明は理解できるのですが、ちゃんと出来ているのかどうかは微妙です。
これはリアルでの練習の時もいつも難しいと思っています。
繰り返しているうちに、いつか自分で腑に落ちるときがくるのかな、と期待してやっていきたいと思います。

最後に初参加の方の感想を聞き、このような形でも皆で活動できて楽しかったと話してくださったので、私も嬉しかったです。

次回27日もオンライン学習の予定です。
宿題は「Elias エリア」の歌詞をよく読むことと、自分の脱力した声を見つめる時間をもつことです、
リアル練習ができる日を待ちつつ、オンラインでもこのような形で皆で活動を楽しんでいきたいと思います。